かるたは室内遊戯具の一種で

1月 23rd, 2010

長方形の厚紙、獣骨、獣角、プラスチック製などの薄板に絵や文字、短歌などを書いたもの数十枚を一組とする。

ポルトガル語のカルタcartaが語源であるが、古く中国から伝わった博打(ばくち)遊びの樗蒲(かりうち)(かりた・ちょぼ)からきたという説もある。

日本のかるたは、日本古来の歌貝、歌がるた系統のものと、うんすんかるたを始祖とする西洋伝来の系統のものに大別できる。

日本古来のかるたのうち歌貝は、平安・鎌倉時代の貝合(かいあわせ)、ひいてはその後の貝覆(かいおおい)(蛤(はまぐり)の左右の貝殻の裏に記された和歌の上下の句をあわせる遊び)の遊び方を踏襲しながら、後代には貝殻のかわりに将棋の駒形(こまがた)に切った厚紙を用い、それに和歌を書き、上の句にあわせて並べられた下の句をとる。江戸時代女性や子供の遊びとして行われた。

川柳は江戸中期に始まる17音の短詩

1月 21st, 2010

雑俳(ざっぱい)の一様式である前句付(まえくづけ)から、付句(つけく)の五・七・五だけが独立して詠まれるようになったもの。

人の見逃しがちな、人事・世相・歴史などの断面をおもしろく指摘してみせる句風で、俳諧(はいかい)にも詠み残されたような、ごく卑俗な題材まで、諸事百般余すところなく句の対象とするところが特色である。

前句付の点者、柄井川柳(からいせんりゅう)の号にちなむ。

古くは、「前句(まえく)」「川柳点(せんりゅうでん)」「川柳句」「川柳」「柳樽(やなぎだる)」「狂句(きょうく)」などとさまざまによばれていたが、明治以降「川柳」に定着する。

なお、「川柳」の呼称は、人名の柄井川柳とも紛らわしく、時代による性格の変化を十全に表しえないため、歴史的には、「前句付」、「川柳風狂句」(この時代までは「雑俳」の一様式)、「新川柳」、「現代川柳」と区別するのが適切であろう。

正月は川柳で始まり

1月 10th, 2010

あけまして、おめでとうございます。

今年も、正月は川柳で始まりました。

五・七・五の音を持つ日本語の詩の一つ。

口語が主体であり、季語や切れの制限もない。

字余りや句跨りの破調、自由律も見られる。同じ音数律を持つ俳句とともに、俳諧すなわち俳諧連歌を源とする。

付け句からあらかじめ用意された七七を省略し、五七五として独立した。

江戸時代の前句師・柄井川柳が選んだ句の中から、呉陵軒可有が選出して『誹風柳多留』(はいふうやなぎだる)を刊行し盛んになったことから、「川柳」という名前で呼ばれるようになった。同時代は、「うがち・おかしみ・かるみ」という3要素を主な特徴とし、人情の機微や心の動きを書いた句が多かった。

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